2019年2月 活動まとめ
読書記録
ryosuke_okuboさんの2月読書まとめ - 読書メーター
年間目標について
読書メーターのレビューのテキストマイニング
まだ取り組んでいない。4月以降を予定。
情報科学をさまざまなレイヤーから学習する
「プロになるためのWeb技術入門」についての記事を作成,公開した。
現在はTCP/IPについて以下の教材で学習中である。
「3分間NetWorking」:3 Minutes Networking
「マスタリングTCP/IP 入門編」
- 作者: 竹下隆史,村山公保,荒井透,苅田幸雄
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2012/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 34回
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1年かけて読了「西洋美術の歴史1~8」
2巻を読んでいる途中。
西洋美術の歴史2 中世I - キリスト教美術の誕生とビザンティン世界
- 作者: 加藤磨珠枝,益田朋幸
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: 単行本
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読み終わり次第記事にまとめる予定。
Guardian's 1000 novels everyone must readより月2冊読む(特にジェーン・オースティン,チャールズ・ディケンズ等を起点に)
オースティン作品を1作品読了。「高慢と偏見」は,思いこみからの変化について書かれた作品である。
- 作者: ジェインオースティン,Jane Austen,中野康司
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
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- 作者: ジェインオースティン,Jane Austen,中野康司
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
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古代ギリシャ思想をもとに倫理学,政治学の基礎を組み立てる(月1作品ペース)
プラトンの著書を3作品読了。いずれも初期の作品とされており,ソクラテスの思想が全面に現れる著書である。各作品のテーマは,
- 「エウテュプロン」:敬虔
- 「ソクラテスの弁明」:無知
- 「クリトン」:国家に対する不正
といったところ。
エウテュプロン/ソクラテスの弁明/クリトン (西洋古典叢書 G 101)
- 作者: 朴一功,西尾浩二
- 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: 単行本
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また,一般の倫理学についてその概要を学習した。
- 作者: 稲葉一人,蔵田伸雄,児玉聡,堂囿俊彦,奈良雅俊,林芳紀,水野俊誠,山崎康仕,赤林朗
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2007/04/10
- メディア: 単行本
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題名には「医療倫理」とあるが,2巻目ではより一般的な倫理学について説明されている。概要をつかむ上で非常に優れている教科書,おすすめ(メタ倫理学の内容は難しいが)。これについての記事を後日上げる予定。
ファインマン物理学からやり直す物理学全般
まだ取り組んでいない。4月以降を予定。
アクチュアリー分野の演習
テキストを進行中。今月は1変数連続確率分布まで学習した。
学習内容は記事にまとめている。
また,ベイズ統計については,主に「Pythonによるベイズ統計モデリング: PyMCでのデータ分析実践ガイド」を用いて学習した。ベイズ統計における手順や適用などをざっくりおさえた。
Pythonによるベイズ統計モデリング: PyMCでのデータ分析実践ガイド
- 作者: オズワルドマーティン,Osvaldo Martin,金子武久
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2018/06/22
- メディア: 単行本
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これについての記事は,後日上げる予定。
今月の読め本(その他 より改題)
楊亜平「実践講座 中医弁証」
医師と患者の模擬的な対話を通して,中医学による診断法を学ぶ教科書。同じ病名でも症状により治療法が異なるのがポイントである。
ジュセッペ・アルビア「Rで学ぶ空間計量経済学」
本書は古典的回帰分析()から始まる。空間計量経済学では,地理的条件による自己相関が空間重み行列として加味されることでモデリングされる。主なモデルは
- ラグ付き説明変数モデル
- 空間誤差モデル(SEM)
- 空間ラグモデル(SLM)
- SARARモデル
である。もっとも複雑なSARARモデルの式は以下で表される。
一見大変そうに思えるが,古典的回帰分析から少しずつ肉付けする形で習得できる。
古谷田奈月「無限の玄/風下の朱」
あらすじ等
久々の文学作品からのおすすめ。同性同士による性の呪縛(仲間意識の裏返し?)が書かれている,鋭い個の叫びが聴こえる一方で可笑しさがにじむ作品である。かれらがもがく姿は既存の人間に対する抵抗であり,新時代の人間を予見させながらも落胆させもする。その挙動はドン引きものの怖ろしさでありながらどこか気が抜けており笑いを誘う,一体どのような表情で読み進めればいいのやら,戸惑いながらもそれが面白かった。
雑記
先日,「文喫」にいってきた。
入場料1500円を払えば,あとは1日使い放題。コーヒーはタダ,蔵書数は約3万と,本を読む者にとっては居心地の良い空間である。ハマる人はハマると思う。結局6時間ほど滞在して,「Rで学ぶ空間計量経済学」と「無限の玄/風下の朱」を読んできた。
更新頻度は,しばらく週2とすることにした。