2019年7月 活動まとめ
読書記録
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年間目標について
情報科学をさまざまなレイヤーから学習する
Al Sweigart「退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」を読んでいる。家に置こうか迷うところ。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
- 作者: Al Sweigart,相川愛三
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1年かけて読了「西洋美術の歴史1~8」
6巻を読了。
Guardian's 1000 novels everyone must readより月2冊読む(特にジェーン・オースティン,チャールズ・ディケンズ等を起点に)
チャールズ ディケンズ「ピクウィック・クラブ(1836-37)」読了。連載を続ける上でのいざこざが作品にも反映されているのだろう。連載マンガから作者の声が漏れたような感じがある。
H.R.ハガード「ソロモン王の洞窟(1885)」「洞窟の女王(1887)」読了。男のロマンを体現したかのような作品。
古代ギリシャ思想をもとに倫理学,政治学の基礎を組み立てる(月1作品ペース)
今月は無し。
ファインマン物理学からやり直す物理学全般
3巻を読了。
応用数学に向けた演習
岡 瑞起他著「作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門」でALifeの概要について確認した。扱う内容抜粋:Gray-Scottモデル/セルラー・オートマトン/SCLモデル/ボイドモデル/ブライテンベルク・ビークル/エージェントモデル/CDR
作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門
- 作者: 岡瑞起,池上高志,ドミニク・チェン,青木竜太,丸山典宏
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2018/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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8月は数理生物学の続きを学習する予定。
専門分野の学習
「傷寒論」 の続き。
今月の読め本
石井 遊佳「百年泥」
蘇りつつある記憶を次々と語る形式をとる作品。傍からみると混沌でしかない事物の羅列を,終始途切れることなく一息でまとめ上げたところが本作の凄いところだと思う。川上弘美の選評「この、バカな感じが、いいと思います!」がまさにもっともで,感想を全部持ってかれてしまった。
真船 文隆「量子化学―基礎からのアプローチ」
量子化学にまつわる計算を習得する上で,とても使いやすい入門書だと思う。レイアウトが密すぎないのも良い。扱う内容:原子モデル/波動方程式/シュレーディンガー方程式/水素原子の軌道/多電子原子/水素分子イオン/二原子分子/分子運動
Paul Davidovits「生物学と医学のための物理学」
物理の問題が身近なところに適用できることが理解でき,また生物学の問題をより深く考えることができるようになる教科書。生物学,物理学共に教養レベルとして良い。/目次:静的な力/摩擦/並進運動/角運動/材料の弾性と強度/昆虫の飛行/流体/流体の運動/熱と分子運動論/熱力学/熱と生命/波と音/電気/電気技術/光学/原子物理学/核物理学/生物学と医学分野におけるナノテクノロジー
雑記
ここ最近は基礎数学に関する同人誌を執筆している。思うに,学校でやる数学って順番がおかしいのではないかと。解法を覚えるだけの教育法にも疑問。結局,学問は自分で再構成しないことには身につかないものだと痛感した。なぜ自分で考えない人間が多いのだろう(当人にとってそれが心地いいのだろうけれども)。