十の並列した脳

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Google Colab導入方法について最低限のこと

Google Colabはクラウド上で実行されるJupyter Notebook環境であり,楽にJupyter Notebookファイルを動かすことができる。本記事では,最低限のデータ分析ができるだけの準備について説明する。

 

 

1 Google DriveからGoogle Colabを開く

Google Driveを開いたら,まず「新規」→「フォルダ」で新規フォルダを作成する。

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次に作成したフォルダに移動して右クリック,「その他」→「アプリを追加」を選択する。(画像ではGoogle Colabがすでに入っている)

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アプリを検索」に例えば「Colab」とでも打てばColaboratoryが検索結果に上がってくるので,これを追加する。(画像では追加済み)

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そうしたら,作成したフォルダに移動して右クリック,「その他」→「Colaboratory」でJupyter Notebookファイルが作成される。

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2-1 GitHubからのクローン

ファイル」→「ノートブックをアップロード」→「GitHub」より,ファイルのあるURLを入力することでクローンできる。

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2-2 Jupyter Notebookファイル,使用するデータファイルのアップロード

まずJupyter Notebookファイルをアップロードする。

例えばGithubからクローンしたJupyter Notebookファイルが手元にあるとする。そのファイルは,「ファイル」→「ノートブックをアップロード」からアップロードできる。

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次に分析に使用するファイルcsvなど)をアップロードする。

左端の「>」で開かれたメニューから「ファイル」→「アップロード」を選択して,ファイルをアップロードする。

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3 実際に操作してみる

操作方法はJupyter Notebookとほぼ同じである。

セルに「!pip list」と書いてみると,導入済みのライブラリが表示される。

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numpyやpandas,matplotlib,scikit-learnなど,データ分析でよく使うものは一通り揃っている。ない場合は「!pip install ~」でインストールする。

 

こんな感じでJupyter Notebookファイルが実行できる。

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補足

突貫で作成した記事であり,必要になり次第随時追記する予定である。