2019年6月 活動まとめ
読書記録
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年間目標について
情報科学をさまざまなレイヤーから学習する
6月は特になし。 今後C言語よりプログラムの概念を学習する予定。
1年かけて読了「西洋美術の歴史1~8」
5巻を読了。順次公開予定。
Guardian's 1000 novels everyone must readより月2冊読む(特にジェーン・オースティン,チャールズ・ディケンズ等を起点に)
コナン・ドイル「バスカヴィル家の犬」読了。ホームズの論理的推論は相変わらずに,ワトソンの語りを通した自然描写が面白い。
古代ギリシャ思想をもとに倫理学,政治学の基礎を組み立てる(月1作品ペース)
ギリシャ悲劇に手をつけた。
ファインマン物理学からやり直す物理学全般
2巻を読了。
応用数学に向けた演習
6月は数理生物学を中心に学習した。
日本語で読める,最強の数理生物学の教科書の一つ。本書で体系的に数理生物学のプロセスがつかむことができる。ただ微分方程式をはじめとした計算は手段である以上別に自学が必要。
数学の説明に詳しい入門書。
これより簡単なものとして,以下がおすすめ。
- 作者: デヴィッド・バージェスモラグ・ボリー,垣田高夫,大町比佐栄
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 1990/04/09
- メディア: 単行本
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専門分野の学習
漢方の古典について,その現代への活用例を記事にまとめている。
「傷寒論」
「金匱要略」
作成中。
今月の読め本
機械学習スタートアップシリーズ ベイズ推論による機械学習入門 (KS情報科学専門書)
- 作者: 須山敦志,杉山将
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ベイズ推論を手段として落とし込んだ上で,機械学習における活用を示した本。用語が整理されてあるのが良い。近似推論の方法として,本書ではギブスサンプリングと変分推論が紹介される(MCMCはない)。総じて,手段に落とし込むレベルにおいては良本,入門書としては十分と思う。
数学のレベル感として,金谷「これなら分かる最適化数学―基礎原理から計算手法まで」に最尤法の導出があるが,あれくらいだと思う。ところどころ泥くさい計算の連続になるが,解いておいて損はない。実務的にはライブラリが動かせればいい話だが,数式と結びつけた方がより理解しやすいと思う。
倉田 徹,張 彧暋「香港 中国と向き合う自由都市」
2015/12/18第1刷発行,香港の発生から雨傘運動までの概説。東アジアの小市民について,今後の動向を追跡。以下前半部よりメモ:1842年「南京条約」によりイギリスに割譲され,1997年中国に返還/植民地であるが政治干渉が少なく経済活動の自由があった/1985年以降イギリスによる香港の民主化加速,やがて中国に引き継がられて1990年基本法の採択/2013年〜「占領中環」から2014年「雨傘運動」へ
雑記
何かやりたいなぁと思ったとき,「数学」の出来不出来は大きな差になる。