十の並列した脳

何でも勉強する,毎週月木曜に投稿予定

技術書典7で技術書「NumPyとSymPyで学ぶ新体系の基礎数学」を頒布します

 

技術書典7について概要

公式:

https://techbookfest.org/event/tbf07

 

技術書典とは?(公式hpより)

新しい技術に出会えるお祭りです。 技術書典は、いろんな技術の普及を手伝いたいとの想いではじまりました。 技術書を中心として出展者はノウハウを詰め込み、来場者はこの場にしかないおもしろい技術書をさがし求める、技術に関わる人のための場として『技術書典』を開催します。

 

ようは技術書を通してワイワイやろうという感じのイベントで,周囲の誘いにより私も技術書を執筆・頒布することとなった。

 

サークル,本の大まかな内容

サークル

サークル名:香る機械学習スケルツォ

場所:く28D(2階にあります)

 

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サークル詳細ページ:

https://techbookfest.org/event/tbf07/circle/5767995578122240

 

頒布物:「NumPyとSymPyで学ぶ新体系の基礎数学」

 

はじめに より

本書は機械学習統計学などの基礎として,最低限知っておくべき数学についてまとめたものである。内容としては,高校数学のうち大学でいう解析学につながるような部分を一通り網羅した(微分方程式は大学数学の範囲だが漸化式の延長として導入した)。また本書では,Pythonの基本的なライブラリであるNumPy,Matplotlibに加えて,記号演算が手軽にできるSymPyを用いての実装も行う。

 

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(左)表紙 (右)裏表紙
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目次

統計学機械学習が必要になった,勉強したい,だけど数学がわからない,で何で勉強すればいいの?」

こういった問いに答える形で執筆した。基本的には高校数学レベルの知識が要されることが多い,しかしただやみくもに問題を解くだけではダメで,「なぜそうなるのか」を理解する必要がある(ex.微分ってなんであの公式なの?積分って結局何してるの?)。

本書は高校数学レベルの内容を見通しよく理解するため,「離散から連続へ」をテーマにまとめ直したものとなっている。下図にそのマッピングを示す。

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本書のマップ

 

さらに,理論の説明だけでなくPythonによる簡単な実装も収録している。Google Colaboratoryで動かすので,環境構築はラクにできると思う。

参考:Google Colaboratoryの環境構築について

ryosuke-okubo.hatenablog.com

 

 

まとめ

興味のある方は,ぜひ技術書典7にお越しいただけたらと思います。私も「技術」を通していろいろ楽しみたいと思います。